Q:おしゃぶりは歯並びに影響しますか?
A:おしゃぶりの使用に関して、奥歯のかみ合わせの確立していない0歳児には影響しませんが、1歳を超えたら奥歯が生えてきますので、徐々に使用を控えるようにし、遅くても2歳6か月には卒業した方が良いでしょう。おしゃぶりに頼りすぎると、赤ちゃんが言葉を発する機会や、親子の触れ合いが減るなど、社会的な問題の原因に陥る可能性もあります。
また、2歳6か月以降も使用しているお子様には、開咬、上顎前突、口唇変形、顎顔面変形、口呼吸、発音機音、咀嚼不全等の頻度が高くなる傾向があります。
おしゃぶりのシリコンゴムによる弱い圧力でも、その周囲の軟組織や骨の成長に影響するのです。乳児期は、骨がまだ柔らかく機能的にもまだ確立していないので、シリコンゴムのような素材でも矯正装置としての効果を発揮してしまいます。
おしゃぶりを卒業できないのは、その子によって口が安心を感じる場所だからなので、手や体を使うおもちゃで遊ばせることで、口以外で安心できる場所を作ることが必要です。
また、運動量を増やしたりして口に神経が集中しないようにしてあげる工夫も大切です。
矯正歯科